しるし
2011年4月9~12日&14~16日
モノゴトが当たり前に消費され、デジタルチックなコトバで当たり前な日々が綴られる。
それはコトバチックな形をした記号でしかなかったことも、今時だとか流行だとか、そんな都合の良いコトバで、当たり前にすり替えられていく。
そんな当たり前である事が当たり前になってしまった日々を繰り返すように過ごしてきた。
それなのに、人として当たり前のことなんて何一つ出来てやしないじゃないか。
だけど人として当たり前のことって何だ?
もしもこのまま後悔することが当たり前にすり替えられていくのなら、せめて、たった一つ、それだけは抵抗しようじゃないか。
そう。
僕は、このまま当たり前を装って死ぬ前に、あなたに「ありがとう」を伝えたいんだ。
物語の始まりは全てここからである。
出演者<五十音順>
赤堀俊
小池貴史(劇団京芸)
坂下智宏(人形劇団京芸)
桜井桜子
鈴木さくら
佐藤正純
末松めぐみ(劇団京芸)
田島和人
玉城ちえ
山田麻里
※所属劇団など、当時のまま
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